九州温泉宿予約トップ > 九州の歴史探訪トップ > 九州の歴史探訪vol.3 九州の精華、「六郷満山」と臼杵石仏群
千年浪漫 豊後の国に仏教文化を訪ねる
古代の宇佐で生まれた八幡信仰は、やがて仏教と融合し、神仏混合の山岳仏教が栄えた。国東半島の中央に建つ両子山・文殊山から放射状にのびる谷間には、今も数多くの古社寺が点在し、両子寺、富貴寺、真木大堂、熊野磨崖仏などの有名な寺仏や、名もない石仏、野仏などにも出会う。いたるところに六郷満山文化の息吹が感じられる。古くから人々の信仰の心と、それらを包み込む自然の所産を訪ねる。
そして大友宗麟が1562年に四方を海で囲まれた海城を築いた地・臼杵では臼杵城下と石仏群に時間をかけよう。欲ばって市街地から約6km、南西に約4kmにわたって分布する磨崖仏群を訪ねる。山肌に刻まれたおびただしい数の磨崖仏は、そのほとんどが平安〜鎌倉時代の作とされ、そのうち59体は国宝に指定されている。こうみてくるとキリシタン大名、大友宗麟が何故この石仏群を「見逃し」て破壊しなかったのか、その疑問も現地で判るに違いない。
宇佐風土記の丘と名づけた一帯の中心部に建つ。6基の前方後円墳がまわりを取り囲む。大分の古代仏教文化、宇佐八幡の文化、六郷満山の文化が解説され、富貴寺の内陣が復元されていて見応え十分。安心院地方が誇る縵絵コーナーもある。


全国4万余の八幡社の総本山。祭神の八幡神は応神天皇とされ、比売大神(ヒメノオオカミ)、神功皇后を祀る。上宮本殿は八幡造と呼ばれる特殊な様式で国宝に指定。他に国宝孔雀文馨など重要な文化財が宝物殿に展示。
六郷満山本寺のひとつ馬城山伝乗寺の跡と伝えられ、国の重要文化財に指定される藤原時代の傑作木造仏像9体が収められている。慈愛や憤怒の表情など、存在感を漂わす仏像は六郷満山文化の繁栄を偲ばせる。
国東半島の両子山の山麓にある古刹。江戸時代に六郷満山の中心的存在だった風格が随所に色濃く残っている。参道石段の両脇にたつ全高2.3mの一対の仁王像は国東半島最大級のもので、その力強い造形は、国東半島に多い石造仁王像の中で、白眉とされている。

日本で初めて国宝の指定を受けた石仏として有名。磨崖仏を含め、全部で59体からなる石仏群は優れた技法で造られており、仏に寄せる臼杵地方の人々の思いをしのぶことができる。年代ははっきりしていないが、平安〜鎌倉時代にかけて造られたと考えられている。

二王座附近は、狭い路地のいたるところに城下町特有の面影が残っている。古くからの町並がすばらしく、できればゆっくり歩いてみたい。旧真光寺は、無料で多くの旅人に安らぎを与えている。又、この附近に春日局が一時住んだといわれている。
温泉情報■大分県:別府温泉別府の中心部の別府温泉、その一つに竹瓦温泉がある。砂湯が名物、ふらりと訪れてもいい。別府で砂湯の味が楽しめることを知らない人が多い。ずっしりとした砂の重みが心地よい。建物も趣も古く昔からの名物。 ■大分県:由布院温泉 秀峰・由布岳と霧深い金鱗湖に代表される、風光明媚な温泉地。今や「行きたい温泉地」の上位にランクされる。美しい自然とともに観光客を魅了しているのが、センスの良いカフェ、美術館といった観光スポットだ。 |
食の紹介■大分県急流佐賀の関に代表される豊後海峡は魚の宝庫。フグ、タイ、ブリ、アジ、特にアジは「関アジ」のブランドがつく。 |